メリッサ「THE REAL JELLY」シューズの発祥

メリッサ「THE REAL JELLY」シューズの発祥

新しいものを作ること、流れに逆らうことはいつの時代も簡単なことではありません。そんな中、時には理解してもらえない状況でも、常に新しいことに挑戦し続けるブランドがあります。

世界で人気を誇るシューズブランド、メリッサは、長年に渡りデザイン、ファッション、そして生産技術/テクノロジーの向上に努め、追求し続けています。今回、70年代に発売した元祖ジェリーシューズに、今のメリッサが持つ最新技術を導入した最新コレクションを発表します。

THE REAL JELLYと題した今季のコレクションは、ブランドDNAをたっぷり注いだ、ポップ、カラフルそして何より楽しいラインアップをご紹介。鮮やかなカラーバリエーションが引き立つ、洗練され、かつエフォートレスなシューズをお届けします。

 

 

プラスチックデザインの歴史

100年前はほぼ存在しなかった素材でありながらでも、現代の生活ではプラスチックなしでは生きていけないと言っても過言ではありません。使い捨てプラスチックによる環境への影響について知られた現代では、使用することへの疑問が生まれていますが、20世紀においてプラスチックは数々のアイコニックなデザインを可能にしてくれました。

1970年代のデザインブーム中には、イタリアの家具デザイナーは家具へのプラスチックの使用を実験し、フランスのピエール・カルダンやパコ・ラバンヌといったファッションデザイナーはプラスチックを取り入れたウェアを発表しました。その中でブラジルでは、メリッサがプラスチックのシューズを発明しました。
(
イタリア家具に関するのPlastic Fantasticの記事はこちら)

 フランスの漁師が履くシューズからインスピレーションを得たデザインは、今では定番の人気スタイル「POSSESSION」へと生まれ変わり、完全防水かつフレキシブル、そのユニセックスなデザインは子供からファッショニスタまで一世を風靡し大人気を博しました。これがブランドのデザインアイコンとなりました。

今回のTHE REAL JELLYは、そんな歴史を振り返り、映画「Barbarella」からインスパイアされ、一層モダンなデザインで次のステップへと進むキャンペーンとなっています。

 

プラスチックへの目線を変える

消費者として、私たちはどこからなにを買うかを知り、選ぶ責任があります。ストローや個包装などの使い捨てプラスチックは一度でゴミへと化し、環境への悪影響となります。

そんな中、メリッサは常にCO2の排出量減少などのサステナブル事業に取り組んでいます。メリッサの商品は長く使えるように作られており、完全にリサイクル可能となっています。

メリッサのシューズは、オリジナルのパテントPVC素材「メルフレックス」で作られており、最低30%のリサイクル素材を使用し生産しています。また使用している素材は全て非毒性でヴィーガンです。より一層のサステナブルを目指し、ブランドは近年新しいバイオ素材に力を入れ、新しくサトウキビを利用したバイオEVAなど、プラスチックの枠を超えた取り組みを行なっています。

全てのメリッサ商品はクルエルティフリーかつリサイクル可能、また、ブラジルの工場で全て手作業で仕上げられているので、丁寧にケアされた状態で手元にお届けされます。

メリッサのサステナビリティへの取り組みに関する詳細はこちら